金圓景先生(明治学院大学准教授)による「認知症ケアにおける意思決定支援プログラムの開発」研究が始まる。

前回の事業活動報告でお知らせしていた上記研究は、日本学術振興会の研究開発補助金を受けたプロジェクトである。趣旨は介護において、介護者と被介護者が十分な意思疎通のもとに実施されているのか、またどのような地域資源があれば、支援になるのかなどを研究するものである。

金先生は、今年から明治学院大学で教鞭を取られているが、昨年までは、筑紫女学院大学で教鞭をとられ、先生には当NPO活動への指導・支援をいただいてきた。

1.7月16日(木)~19日(日)個別インタビューの実施

・役員や正会員のなかで、5名(男性4名、女性1名)から協力いただいた。

・インタビュー内容は、認知症の人と家族が、特に困っていることや必要と思われる支援内容、意思決定を支えると考えられる資源、また必要と思われる資源などについて、インタビューが各人1時間行われた。

2.今後のスケジュール

①9月26日(日):グループインタビュー実施

 ・インタビューに参加された5名が出席し、上記テーマについて討議を行う。

②12月5日(土):地域住民向け講座実施(金先生、山崎先生筑紫女学院教授担当)

 ・個別インタビューやグループインタビューで得られた太宰府市の地域状況も踏まえ、認知症ケアにおける意思決定の在り方について、両先生による講義を行う。

 ・太宰府市民の皆様向けに実施されるもので、多数のご参加を期待します。