在宅サービスに対応した住宅を考えるヒント(案)
高齢者が住み慣れた地域・住宅で安心して住み続けられる環境の整備が、今後必要だという観点から、国土交通省が「在宅サービスに対応した住宅を考えるヒント(案)」を作成しています。
医療や介護などの「在宅サービス」の受けやすさに配慮した、「終の住処」としての住宅プランニングのヒントがたくさんあります。
高齢になって介護が必要になる時のことを想定して、
●給湯・洗面施設が設置できるよう、新築時には配管のみ用意しておく。
●車椅子のまま掃き出し窓から直接入れるよう、居室の一部を半屋外仕様にする。
●コンセントの差し込み口を、抜き差ししやすい高さに設置する。
といった工夫のヒントや、
●夜間の訪問サービス提供時のために、玄関外に設置するキーボックス
●便座が上下し、立ち上がりを補助する便器
●車椅子のタイヤが挟まらないようなフラットサッシ
●転倒時のケガを防ぐための、クッション性の床材
といった設備・機器が紹介されています。
また、
●地域の顔なじみの人が高齢者の家を訪ね、話しやすくするために、 高齢者の居室に縁側を設ける。
は、昔の家屋では普通にあったでしょうが、今は意外と少ないものではないでしょうか。
今後、住宅改修や新築を計画されている方は、年齢に関係なく、ご覧になるといいのではないでしょうか。
ご活用下さい。
詳細は・・国土交通省住宅局HP http://www.mlit.go.jp/common/000209752.pdf
(2018.10.29更新)
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